阿弥陀岳・赤岳
2,805m   2,899m   (2011/07/06)
コースタイム:
美濃戸口(5:10) ─→ (6:39)御小屋山分岐 ─→ (7:40)不動清水入口 ─→ (9:48)阿弥陀岳(10:36) →
  ─→ (10:56)中岳コル ─→ (12:00)赤岳(12:05) ─→ (12:52)中岳コル(13:05) →
  ─→ (13:37)阿弥陀岳(13:53) ─→ (14:51)不動清水入口 ─→ (15:27)御小屋山分岐 →
  ─→ (16:15)美濃戸口
 ※各ポイントの左時刻は到着時刻、右時刻は出発時刻を表す
同行者:なし(単独行)
 諏訪湖近辺の週間天気予報をチェックしていると、ズラリと並んだ傘マークの中に、ポッカリ穴が開いたように お日様マークが・・。ならば行かねば・・ということで、やって来たのは美濃戸登山口。
 この登山口には正規の駐車場はない(当然トイレもない)が、別荘へのアクセス路がかなり広いので、路肩に駐車しても他の車の 往来に迷惑はかけずに済みそう。但し最大限詰めても10台ほどが限度である。
 途中で3時間ほど仮眠はとったものの、本年最初の本格的な高山歩きで、標高差1200mを往復できるか不安がないでもない。 などと先のことを心配してもキリがないので、さっさと身支度を整えることにする。

 今回から紙ベースの地図に変えて、スマホのGPSに連動する山岳地図ナビを使うことにした。大きなメリットは、@リアルタイム で現在位置が把握できること、A歩行した軌跡が地図上に表示できることなどが上げられる。因みに今回歩いた結果は こちらからご覧戴きたい。

 5:10 歩行を開始。
↑ 緩やかな登山路が延々と続く。
  脚には楽チンだが、歩けど歩けど高度が稼げないことと、深い森に遮ら
  れて周囲の風景は全く見られないところが泣き所。
↑ 30分ほど歩いたところで出会ったヒオウギアヤメ。
  登りの時点ではツボミだったが、下山時には開花していた。
↑ コケに覆われた緩やかな森のコースは、涼しくて気持ちよく歩ける。 ↑ 6:39 御小屋山の合流点(分岐点?)を通過。
↑ キバナノウマノツメ。スミレの仲間 ↑ 標高2400m付近まで登ると森は途切れ途切れになる。
  ここまで来てやっと阿弥陀岳の本体が見え始める。
↑ 真南2kmの権現岳(2715m)。山頂は左側中央寄りのギザギザのあ
  るピーク。1年前、ヨレヨレになりながら登ったな〜。
↑ 2600mを越す辺りから険しさは一段と増す。
  急なガレ場は何かに掴まらないと歩くのも不安になる。
↑ 山頂に近付くと岩場の登り降りが増える。
  段差が大きく危ない所には、ハシゴが2ヶ所ほど敷設されている。
↑ 阿弥陀岳直下で咲いていたコイワカガミ。時期的には終盤だった。
 9:48 阿弥陀岳に到着。
 後方はオデコまで雲をまとった赤岳。山頂部はバレーボールのコートほどの平坦地になっている。先着の登山者2名が休憩していた。 登山口から4時間40分(休憩込み)かかった。コースの勾配が緩やかな分、距離が伸びてしまい高度差の割に時間がかかったような 気がする。
 記念撮影を済ませ、取り敢えず早めの昼食 (何しろ朝食が3時前だったもので・・・ ^^;)を摂ることに・・・。パクつきながら、目の前の草むらに目をやると、クロユリが 花を咲かせているのを見つけた。食事を中断して写真を撮るのも面倒だったので、食べ終ってからにしようとそのまま食事を続けた のが運の尽きで、食べ終わった時にはクロユリのことはすっかり忘れてしまい、結局撮影できずに下山してしまった。勿体無いこと をしてしまった。

 ここ(阿弥陀岳)で今回の目標はクリアしたことになるが、主峰・赤岳まで直線距離で1kmの位地まで来て、挨拶せずに帰っては 後々何かと祟られそうな気がして、最終的に赤岳まで足を伸ばすことにした。

 10:36 赤岳に向けて出発。荷物はここ(阿弥陀岳)に置いて行く。
赤岳
↑ 中岳・赤岳間の鞍部から振り返って見た阿弥陀岳。
  登って来た西側斜面よりこちら(東側斜面)が山の形相は険しい。
↑ ハクサンイチゲ(Clickで拡大表示)
↑ ヨツバシオガマ(Clickで拡大表示) ↑ 山頂への最後のクサリ場。これを越えれば山頂はすぐそこ。
 12:00 赤岳到着。
 7年振り2度目の登頂である。阿弥陀岳からここまで2時間を覚悟していたが、何とか1時間半を切ることができた。今年初めての 高山アタックにしては上出来である。
 山頂部の僅かな平坦部の大半を、祠や三角点が占めていて、残った僅かなスペースで数人の登山者が交代で記念写真を撮る。因み にここの山頂の三角点は一等三角点ということに なっている。

 この頃になると、ガスが次第に濃くなり、東方向から南方向はすっかり雲に隠れている。一瞬だけ富士山のオデコ部分が見えたが、 南アルプス方面は一度も姿を見ることはできなかった。そんな訳で、ここで長時間を費やしてもすることがないので、滞在は5分ほど で切り上げて下山することにした。

 12:05 下山開始。
↑ 赤岳頂上直下で咲いていたヤマベンケイ(Clickで拡大表示) ↑ 森林帯で咲くゴゼンタチバナ(Clickで拡大表示)
 阿弥陀岳で荷物を回収し、15分ほど休憩して登って来たコースを逆に辿って登山口を目指す。最上部の高度差400m ほどを除くと、コースの勾配はゆるゆるなので、早足で歩を進めても膝への衝撃は比較的少ない。そんな訳で、阿弥陀岳−美濃戸登山口 間は2時間20分と少し(休憩込み)しか掛かっていなかった。

 帰宅して山岳ガイドマップのコースタイムと突き合わせてみると、登りも降りも平均をかなり上回るペースで 歩いたことが判った。今年最初の高山徘徊にしては、上々の出来だった・・・かな?

 百高山も残り14座。 何とか今年中に完食できそうだ。