安達太良山
1,709m   (2007/05/12)
コースタイム:   奥岳登山口(6:50) ─→ (7:05)くろがね小屋分岐 ─→ (8:00)勢至平 ─→ (8:19)くろがね小屋(8:25) →

  ─→ (9:00)峰の辻(9:03) ─→ (9:30)山頂(9:40) ─→ (10:04)表登山口分岐 ─→ (10:28)薬師岳(10:30) →

  ─→ (11:05)くろがね小屋分岐 ─→ (11:15)奥岳登山口

 ※各ポイントの左時刻は到着時刻、右時刻は出発時刻を表す
同行者:なし(単独行)
7:30に奥岳登山口の駐車場に到着。西も南も青空が見えるのに、頭上は雲に覆われている。予報では晴だったが、どうなることか。
これでもか!と言わんばかりに広い駐車場に止まっている車は僅かに3台。この山の登山シーズンの幕開けはもう少し先だろうか。 身支度を整えていると、4台目の車がやってきた。が、身なりから推測して、登山者ではなく山菜取りの人のようだ。こちらは シーズン真っ只中だわな〜。
念のためクマ避けの鈴も付けて、6:50出発。
駐車場の外れには大きな登山口標柱が 立てられているが、どうやらこれはロープウェーを利用する登山者用のものようだ。標柱を横目に見ながら看板の表示に従って 進む。
奥岳登山口からくろがね小屋までは林道が引かれているが、コース上の看板には"馬車道"と表記されている。とてもじゃないが 馬の力で引けるとは思えない荒れ道だが、何となくノンビリした響きが気に入ってしまった。
その"馬車道"の蛇行をショートカットするように、普通の登山路が設けられていて、登山者はスタミナ残量次第でコースを選択 できる。今回は迷わずショートカットコースを選択して進む。
4〜50分進むとなだらかな丘陵の出る。勢至平だ。ここで丘陵のなだらかな尾根を進むコースと、谷筋のくろがね小屋を経由する コースに分かれる。どちらを選んでも峰の辻で合流するが、今回は予定通りくろがね小屋を目指す。
分岐後も平坦なコースが続き、歩きながら休養するように歩を進め、1時間半ほどでくろがね小屋に到着。
くろがね小屋はまだ閉まったままだ。「入浴客はどうのこうの」の案内が掲げられているが、今日は用なしである。この小屋の 温泉と共に、登山口の奥岳温泉の泉源 が、小屋の奥の沢にあるらしいが、現場がどこなのかキョロキョロ見回して見たが、それらしいものは見付けられなかった。
ここで5分ほど休憩して、次の峰の辻に向けて出発。
ここからが山道の本番で、急登が続く。右手に鉄山のガケを見ながら大汗をかきながら進む。コースが矢筈森を巻き気味に 進むあたりには、少規模ながら雪渓も残っているが、歩行を妨げるほどではない。
9:00ちょうどに峰の辻に到着。ここまで来てやっと山頂の全容が見渡せるようになる。
これから向かう正面のガレ場の斜面には、獣道 のように踏み固められたルートが浮かび上がっている。
残り高度差150m、さあ行くべ。
峰の辻から先ではこれと言うエピソードもなく、淡々と歩を進めて頂上へ。
先客が3人、写真を撮ったり、座り込んだり、思い思いに過ごしている。私も近くの適当な平らな石に腰を下ろして休憩をとることに。
西の方向に目をやると、一昨日登った磐梯山 がくっきり見える。その上空はきれいな青空だが、こちら安達太良の上空は相変わらず薄い雲がかかり、日差しはない。 時計回りに目を移すと、真っ白に雪をまとった山々が聳えている。飯豊連峰や朝日連峰だろうか。まだ当分、足を踏み入れられる 状態ではなさそうだ。
登頂の記録に何枚か写真に収め、後続の登山者が増えてきたのをきっかけに、9:40下山開始。
表登山道分岐までは、ハイマツ帯に切られたコースを進む。所々、融雪水でぬかるんでいるが、手入れの行き届いたコースは至って 歩き易い。分岐を過ぎて、少し下った辺りからは木道 が敷設されていて、歩き易さは更に向上する。これなら、お手軽ハイカーでも安全に往来できそうだ。
コース脇にはハイマツに混じって、シャクナゲが多数自生しているが、ツボミはまだ小さくて、花を見られるのはかなり先のことに なりそうである
薬師岳では大勢の登山者やハイカーが休憩していた。大半は軽装のロープウェー利用者だ。下ってきた方向を振り返ると安達太良 山頂がきれいに見える。この頃になってやっと上空に青空が見え始めた。
ここでは休憩なしで先を急ぐことにする。
薬師岳を過ぎると、再びガレ場のコースに戻る。次第に傾斜は緩やかになリ、やがてゲレンデに出る。雪はすっかり消えて、もはや 泥濘の心配はいらない。快調に足を運び、"馬車道"に合流すると、登山口までは僅かの距離である。
11:15 登山口駐車場に到着。車の台数はドーンと増えている。
何はともあれ、安達太良山登山もノントラブルで終了した。メデタシ!