妙高山
2,454m (2008/07/02)
コースタイム:
笹ヶ峰登山口(5:35) ─→ (6:24)黒沢橋(6:34) ─→ (7:11)十二曲(7:13) ─→ (8:18)富士見平(8:24) →
─→ (9:09)黒沢ヒュッテ(9:15) ─→ (9:52)大蔵乗越 ─→ (11:17)長助分岐 ─→ (13:02)山頂(13:22) →
─→ (14:00)長助分岐 ─→ (14:18)長助池 ─→ (14:48)大蔵分岐 ─→ (16:17)黒沢ヒュッテ(16:25) →
─→ (17:07)富士見平 ─→ (17:40)十二曲 ─→ (18:00)黒沢橋 ─→ (18:33)笹ヶ峰登山口
※各ポイントの左時刻は到着時刻、右時刻は出発時刻を表す
同行者:
なし(単独行)
1ヶ月前と比べると、登山口周辺の緑は随分濃くなっている。 火打山に登ってからちょうど1ヶ月、そろそろ妙高山への登山道の雪も減ったことだろう、と期待してやって来たが、果たして
....
駐車場に止まる車も随分増えて10数台、やっとこの山のシーズン本番が訪れたようである。型通り登山届けを提出して登山道に 入る。
登山口から富士見平までは、1ヶ月前の火打山登山と同じコースを辿る。残雪はガクンと減っていて、黒沢橋までの遊歩道には、 雪は全くなくなっている。標高が上がって、十二曲から富士見平の森林帯でも、残雪は最大50cmほどまで減っている。ある部分は 格段に歩き易いし、逆に泥濘んで歩きにくいところもあり、痛し痒しである。
↑ 黒沢橋. ここから本格的な山道の始まり
↑ 黒沢橋の近くで咲いていたオオヤマツツジ
↑ サンカヨウ (Clickで拡大)
↑ エンレイソウ (Clickで拡大)
↑ 緩やかにうねる木道を辿って黒沢池ヒュッテを目指す
↑ コバイケイソウの若芽. 早く芽を出したものは霜で黄変している
富士見平で小休止の後、黒沢池に向かう。前後を固まりになって歩いて来た大勢の登山者は、殆ど火打山に向けて 歩いて行き、妙高山に向かうのは自分一人である。
緩やかな下り勾配のコースを辿って、黒沢池に繋がる湿原のヘリに出る。 ここからは木道が敷設されていて歩き易さはグンと向上する。たくさんの春の山野草が見られる。以前飯豊山に登った時、 こうした場面で時間を使い過ぎて下山できなくなったことを思い出し、後ろ髪を引かれつつ先を急ぐ。
9:09 黒沢ヒュッテに到着。 小屋番さんと、関東方面からの先客と一緒に雑談しながら、小休止。ここから先は、難所が続くこともあって、この先客と同行する ことにした(名前は互いに名乗らなかったナ ^^;)。
小屋を出ると、いきなり急登が待ち受ける。大蔵乗越を越えると、しばらく急な下りが続き、続いて40度ほどの急勾配の雪渓を横切る。 この雪渓トラバースは、軽アイゼンを付けても正直怖かった。
雪渓トラバースを過ぎて、長助分岐から再び急な雪渓を登ることになるが、こちらは登りなので恐怖感は薄い。
↑ キヌガサソウ
↑ ミヤマハンショウヅル (Clickで拡大)
雪渓を過ぎると再び森に入る。急勾配の沢沿いのコースでは、日差しを遮ってくれるが、同時に風も遮断して 甚だ蒸し暑い。30分ほど大汗をかいて森から抜けると、やっと平坦な草地になる。巨石の合間を抜けて小さなアップダウウンを こなしながら進むと、山頂の巨大な標柱に辿り着く。
一緒に登ってきた臨時の相方にシャッターを頼んで
記念写真
の撮影を済ませ、細長い山頂部を散策しながら、20分ほど過ごした。
相方はこの後、燕温泉に向けて下るということで、ここで別れて一人で登って来たコースを下る。大蔵乗越直下の雪渓トラバース は、一人で通過するのはいささか心細いので、かなりの遠回りになってしまうが、長助分岐をそのまま沢に沿って下り、長助池経由で 大蔵分岐まで下り、ここから三つ峯分岐を経由して黒沢ヒュッテに戻ることにした。やや弱気なコース選択になるが、ここは 安全第一で行くことにする。
長助池から大蔵分岐まではかなりコースが荒れていて、ところどころ道が消えかかっているようなところもあって、”藪こき” に近い荒行も経験しながら何とか大蔵分岐に辿り着く。この後は、コースの草刈りも行き届いて、快適に歩くことができた。
↑ 14:18 長助池通過
↑ 14:48 大蔵分岐通過
↑ ちょっと珍しい、白花ショウジョウバカマ
↑ テガタチドリ. 背後の山は妙高山
黒沢ヒュッテに戻り、小屋番さんに登山道の様子や辿って来たコースについて話していると、同じ選択をした人が 今日2人いたという。あながち弱気に過ぎるコース選択でもなかったかも
...
。
この時点で16:20を過ぎていたが、笹ヶ峰まで下ると告げると、心配そうに登山口に着く頃には暗くなる、との忠告。黒沢橋まで 明るいうちに着けば、遊歩道部分はライトでも歩行に支障はないだろうとの読みで、下山を強行することにした。
黒沢池のヘリから富士見平までの登り返しは、くたびれた脚には少しきつかったが、その後の下り勾配だけのコースは高速モード で歩き切り、18:33 まだ十分に明るいうちに笹ヶ峰登山口に帰り着いた。
今回は笹ヶ峰登山口にこだわって、かなり長いコースを歩くハメになったが、遠回りした分たくさんの山野草に出会うことができた。 こうした山野草は捨てがたい魅力はあるが、機会があれば燕温泉からのコースを通って、再挑戦してみたいと思う。