火打山
2,462m (2008/06/02)
コースタイム:
笹ヶ峰登山口(6:37) ─→ (8:27)黒沢橋(8:32) ─→ (8:27)十二曲(8:32) ─→ (9:38)富士見平(9:45) →
─→ (10:25)高谷池ヒュッテ(10:45) ─→ (11:03)天狗の庭 ─→ (12:30)山頂(12:42) →
─→ (13:15)天狗の庭 ─→ (13:36)高谷池ヒュッテ(14:01) ─→ (14:37)富士見平 →
─→ (15:07)十二曲 ─→ (15:30)黒沢橋 ─→ (16:07)笹ヶ峰登山口
※各ポイントの左時刻は到着時刻、右時刻は出発時刻を表す
同行者:
なし(単独行)
この日の笹ヶ峰の登山口の広い駐車場に入った時点で、止まっている車は僅かに1台、登山シーズンはまだ始まって いないようだ。
ここにはトイレや手洗いの施設はないが、道路を隔てた国民休暇村には二回りほど大きな駐車場にトイレが完備していて、そちらを 利用すれば不便はない。
登山届けを投函して、新緑の芽吹き始めた登山路に入る。緩やかな勾配の広葉樹の森に切られた遊歩道のコースには、 木道が敷設されていて、軽快に歩くことができる。1時間ほど歩くと、日の差さない斜面には残雪が目に付くようになり、 登るに連れて次第に登山道にも覆いかぶさるほど量が増えてくる。
2時間近く歩くと黒沢橋に着く。雪解け水を集めて、轟音を響かせて流れる沢を眺めながら小休止。
ここまでのコースは遊歩道だったが、ここからは本格的な山道になる。ジグザグに曲がった急勾配の道を、大汗をかきながら 1時間ほど歩くと、頭上がぱっと開けた尾根に出る。十二曲である。ここで2回目の小休止。全コースを通じて、この区間が最も 勾配がきつい。
↑ 木道が敷設された遊歩道
↑ 黒沢橋. ここから本格的な山道が始まる
十二曲で休憩した場所のすぐ脇に、シラネアオイが薄紫の清楚な花を咲かせていた。かなりの大株である。 こんなのが自宅の花壇に咲いていれば、春の迎え方も変わるだろうな、などと愚痴めいた思いに耽りながら歩き始める。
十二曲を過ぎると勾配はグンと緩くなる。加えて残雪が増え始め、標高1900m付近から上は、完全に雪中行進になる。シラビソなどの 針葉樹の森の底は、まだ1〜2mの雪が残り、本来なら蛇行しながら登るはずの登山路は、この時期要所要素を最短距離で結ぶように 足跡が刻まれている。この足跡を辿って高度を稼いで行く。
場所や進路を示す標識は完全に雪の下に埋まっていて、標識で現在位置を知ることはできない。手持ちの2.5万地形図と山や沢の 形から位置を推定しながら、足跡を辿る。雪の森林に入って1時間ほどで、富士見平と思しき場所に到着。ここで軽めの食事を兼ねて 小休止。
この後、樹木は密度を下げ、視界が開けるようになる。風景を楽しみながら、黒沢岳を巻くように進んで高谷池ヒュッテに着く。
↑ 雪解けは樹木の周りから始まっている。
↑ 9:38 富士見平付近(かな?)。場所を特定する標識はまだ雪の
下だが、大きくは違っていないと思う。
↑ 火打山山頂の遠望。
上空は薄雲に覆われているが、見通しは悪くない。
↑ 10:25 高谷池ヒュッテ到着。
登山客なのかスキー客なのかよく判らない客が数人。
↑ 11:03 天狗の庭付近。 まだ雪解けも始まっていない。
ここがお花畑に変わるのは2ヶ月ぐらい先か
...
↑ 山頂直下の潅木の茂みで出会ったウソ。
3mほどの至近距離で、鳴き声もたてずにじっとしていた。
12:30 山頂到着。
天候は目まぐるしく変わり、山頂はすっかりガスに巻かれて視界を閉ざされた。足下の天狗の庭も見えない。
長居しても状況が好転する兆しはないので、さっさと
記念写真
を取って、10分ほど滞在しただけで山頂を後にした。
自宅を出た時の計画では、ついでに妙高山にも寄るつもりだったが、雪が多くてとても近寄れる状況にはないらしいので、あっさり 計画を放棄して下山することにした。
登りで歩いたコースを、そのまま逆に辿って笹ヶ峰を目指す。
13:36 高谷池ヒュッテ
15:07 十二曲
15:30 黒沢橋 を経て
16:07 無事に笹ヶ峰登山口に到着。
朝通った時には気付かずに通り過ぎたが、登山口の東屋の裏には
ショウジョウバカマ
が群生して咲いていた。
この山は、シーズン本番を迎えれば花の名山に加えられる山だが、時期を誤った(?)今回の登山では、十二曲のシラネアオイと ここのショウジョウバカマに出会っただけで終わってしまった。
【付け足し】 高谷池ヒュッテの近くで聞いた
オオルリ
のさえずり
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