白馬岳
2,932m (2008/07/31)
コースタイム:
猿蔵(5:57) ─→ (6:53)白馬尻(7:10) ─→ (11:38)村営頂上宿舎(12:03) ─→ (12:25)白馬山荘 →
─→ (12:46)白馬岳山頂(12:55) ─→ (13:04)白馬山荘 ─→ (13:13)村営頂上宿舎 →
─→ (14:25)杓子岳 ─→ (15:44)白馬鑓ヶ岳 → (16:03)鑓温泉分岐 ─→ (16:30)天狗山荘(泊)
※各ポイントの左時刻は到着時刻、右時刻は出発時刻を表す
同行者:
なし(単独行)
八方第3駐車場に入って装備を整えていると、同年代の登山者(男)が近寄って来て、猿倉までタクシーに相乗り しないかと声を掛けてくれた。始発バスまでかなり時間があり、渡りに舟のお誘いである。
手早く身なりを整え、タクシー乗り場に行くと、やはり同年代の女性客2人と、先の男性客が待っていた。お礼を言って乗り込む。
気さくな運転手のガイド付きで、時間の経過を意識する間もなく猿倉に到着。
5:57 同乗してきた4人揃って猿倉荘を出発。林道を辿って白馬尻を目指す。この林道の段階で、すでに草花が目に付く様子から、 高山植物の聖地、白馬岳への期待が膨らむ。
この林道歩行中に女性客2人は少しずつ遅れてしまい、 男2人が先に白馬尻小屋に到着した。と言っても大きな差は付かなかったようで、休憩している間にその2人も到着したが、休憩に 入ってしまい、入れ替わりにこちらは先に出発する結果になった。
7:10 白馬尻小屋出発。
↑ ???
↑ クルマユリ
林道や山道を歩いている間は気付かなかったが、いざ大雪渓の開けたところに出てみると、平日と言うのに何と 登山客の多いことか
...
。総延長2k弱の雪渓上には、延々と蟻の行列のように登山者の列が続いている。
勾配は25%前後だが、日が高くなり気温が上がるにつれ、雪渓表面は緩んで滑り易くなる。取っ掛かりは何とかアイゼンなしで済まそう としたが、500mほど進んだところで我慢できなくなって軽アイゼンを装着するハメになった。
コースの周辺には大小の落石(大は一斗缶、小は拳ほど)が散乱して、緊張を強いている。両側の岸壁からは時々カラカラと乾いた 音をこだまさせて小石が落ちて来るが、大半は雪渓の端のクレパスに阻まれて、コースまで飛び込んで来ることはない。それでも この日の登りの間だけで、2回はコース近傍まで飛んで来た落石があり、肝を冷やされた。
雪渓をやり過ごしても、その後には葱平(ねぶかっぴら)、更には稜線への急登が待ち受けていて、稜線間近の村営の頂上宿舎に 辿り着く頃には、スタミナはほぼ”Empty”状態になってしまった。
↑ テガタチドリ
↑ マイクロバスサイズの特大落石
↑ 11:38 村営白馬岳頂上宿舎 ここで昼食を兼ねて25分休憩
↑ 12:25 白馬山荘 1200名宿泊可とか・・・
頂上宿舎でスタミナ源を補給して、山頂を目指して歩行を再開。朝歩き始めた時のように、キビキビという訳には 行かない。少し歩いては休む寸取虫歩行を繰り返して、山頂ににじり寄る。
12:46 やっと山頂に到着。
あいにくガスに巻かれて遠景はいうに及ばず、僅か300mほどの距離の白馬山荘も見えない。風景撮影は諦めて、山頂のモニュメントの 撮影と、手近な人にシャッターをお願いして
記念撮影
を済ませた。 待っていて状況が改善するとも思えないので、早々と次の杓子岳に向かうことにした。
12:55 白馬山頂出発。
この日も下りで働く筋肉はまだ未使用なので、人が変わったように快適なペースで下る。コース脇にはいろいろな高山植物が 見られるが、相変わらずのガスで光量が足りず、写した画像も使えないものが多かった。
↑ チシマギキョウ (Clickで拡大)
↑ タカネシオガマ (Clickで拡大)
杓子岳への約200mの登り返しでは、再び寸取虫歩行に戻してにじり寄るように進む。歩幅を落としてみたり、足の 運びのペースを落としたり、いろいろ試してみたが、最終的に寸取虫歩行が私の性格にあっているようだった。
この途中で山岳パトロールと出遭ったが、出発地、目的地を聞かれて素直に答えると、計画が欲張り過ぎだとお叱りを受けてしまった。
シュン・・・・
この頃には、ごく弱めながら雨粒も落ち始めた。心細さがつのる。
14:25 杓子岳山頂到着。
山頂標柱などの記録写真を撮っただけで、休憩は省いて次の鑓ヶ岳に向かう。
幸い雨脚が激しくなる様子はない。視界50m前後の稜線を、早足に辿って次を目指す。
鑓ヶ岳でも200mほどの登り返しが待つ。ここも寸取虫に戻ってにじり寄るように進む。ここをやり過ごせば、もう今日は登りは ないのだが、流石にスタミナ切れは如何ともし難く、随分時間を食われてしまった。
15:44 鑓ヶ岳山頂着。
ここも標柱などの撮影だけで、休憩は省略。この後、コースは下るだけなので楽勝・・・とは行かないが、苦行はなかった。
途中、咲き遅れたウルップソウに遭遇、これは何とか実用水準で写っていた。ヤレヤレ。
16:30 天狗山荘到着。
かなり消耗しての到着になったが、これで今日は歩かなくてもいい。この時期にしては山小屋は空いていて、6畳ほどのスペースに 2人だけの割り当てだった。夕食にビール500ml缶を追加しただけで出来上がってしまい、7時頃には床について爆睡してしまった。
↑ ウルップソウ (Clickで拡大)
↑ 16:30 天狗山荘 今夜はここでお世話になります。